物忘れ外来,認知症相談

【おかしいとおもったらまず相談】 〜初回のみ要予約〜

 物忘れをはじめとした認知機能の障害(=認知症)はさまざまな原因で引き起こされます。したがってまず重要なことは認知症の原因を明らかにすることです。CTを持つ当院では、脳の画像診断も含めた総合的な認知機能の評価を、診療所ならではの身近な診療で実現しております。もっとも多いと言われているのはアルツハイマー型認知症ですが、その診断の際には多発脳梗塞や慢性硬膜下血腫、脳腫瘍などを鑑別する必要があります。そのためにはCTスキャンによる画像診断がきわめて有用です。また、鑑別の難しい高齢者のパーキンソン病,うつ病,認知症など、高齢者医療に関する経験も豊富です。認知症は早期発見・早期治療が重要ですので「おかしい」と感じたら早めにご相談下さい。また、進行した認知症によりさまざまな周辺症状(精神症状など)にお困りに場合も是非ご相談下さい。通院が困難な場合は訪問診療での対応も検討させていただきます。

・アルツハイマー型認知症(AD)
・認知症を伴うパーキンソン病(PDD)
・認知症と紛らわしいうつ病
・血管性認知症(VaD)
・レビー小体型認知症(DLB)
・前頭側頭型認知症(FTD)

【CT検査について】
検査は数分で終わります。
1) CTのベッドに横になっていただき、頭部の位置合わせをします(1〜2分)
2) 正確なスライスを得るために予備スキャンと設定の微調整を行います(約1分)
3) 本スキャンを行います(約15秒)
4) すぐに画像処理がされ診察室の電子カルテ画面から画像を確認できます(約1分)
CT検査費用は一般診察料に加えて約1500円(1割負担の場合)〜約4500円(3割負担の場合)です

【アルツハイマー型認知症の治療について】
 現在保険適応で使用できるアルツハイマー型認知症の治療薬は4種類です。飲み薬が3種類、貼り薬(皮膚から吸収する)が1種類です。当院ではすべて処方実績がありますが、どのお薬を使うかは服薬管理の問題や認知症の周辺症状などによって決定いたします。周辺症状に対しましても、抗不安薬・抗うつ薬などの向精神薬、気分安定薬、漢方薬などを適宜使用して対処いたします。また現在使用できる認知症の治療薬はすべて副作用(胃部不快感や頭痛など)の発現を軽減するためにに、標準用量より少ない量から始めて徐々に用量を増やします。したがいまして、服薬開始してしばらくは1〜2週間に1度の来院で様子を確認させていただきます。また、服薬開始に先だって、身体的問題ながないか確認するために一般的な採血検査と心電図検査を行います。お薬が標準用量になり、病状が安定してきた場合は1ヶ月に一度の通院、または訪問診療にて経過を確認させていただきます。

〜介護保険について〜

 介護保険の「要介護認定」をまだ受けていない方は、市町村役場(千葉市の場合は区役所)の窓口に申し出て認定の手続きをすることをお勧めいたします。保険証があればどこの医療機関でもすぐに利用できる健康保険とは異なり、介護保険は申請手続きを完了して要介護認定を受けていないと利用できません。介護保険で利用できるサービスは多岐にわたっており、認知症の症状進行を遅らせる各種リハビリテーションなども介護保険で利用できます。また、担当のケアマネージャーが決まり、介護サービスの利用について相談を受けたり計画立案を行ってもらえたりします。介護保険利用手続きの際は「主治医意見書」の作成が担当医師に求められますのが、役場の窓口で当院を指名してくだされば当院で作成いたします。